６月２日、ビジターセンターにおいて「森林浴とアロマの日」のイベントが、湿度たっぷりの香り日和の中、箕面ビジターセンターで開催されました。
1週間前にアシスターと下見に行ったときは日差しが強くて少し歩くと汗が出て、虫がいっぱい飛んでて私の眼の中、鼻の中にどれだけ飛び込んできたか！というくらいカラカラの森の中でした。虫が多いということは鳥が多いのだといいきかせて歩いてました。当日の朝の下見では虫はいなく、でも鳥の声にあふれ、しっとり気持ち良い森でほっとして本番を迎えました。
どんな香りが待ってるのか、香の旅の始まり～、まずはエゴの木の落ちた花を叩いたり、もんだりして香ると「甘い香り」等の声、少し歩いて杉やヒノキの葉っぱや茎の香り、さらにお湯に浸すと香りがはっきりして、「あー！」って歓声。さらに進み、「落ち葉で良い香りを探して」とのアシスターの声で皆、夢中です
シロダモの香りが人気あり、伝説のテイカカズラを見つけた人がいて香ると「ジャスミン？」との声もあるほど似ていた。森中に香りがいっぱいあることに気づいたところで腹式呼吸を行い、体中にフィトンチッド一杯の生まれたての空気で満たしました。
その後、お部屋の中で、まず、３種の精油を香ってもらい、各々感想と、精油の名前、好きな香りを聞くと断トツNo.１「ヒノキ」続いてクロモジでした。続いてアロマクリーム作り、今日はホホバオイル、蜜蝋をオイルウォーマーで溶かしてスギ、ヒノキ、クロモジの精油を加えてクリームとしました。そのクリームを手に付け、森の映像を見ながら音を聞きながら時間を過ごすと、皆、うっとりしているお顔が印象的です。
皆さん、森や自然に行けない時は是非、このクリームをつけて今日の森を思い出してくださいね。（文責 永浜）
